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展覧会のご案内 / 和光ホール

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藍白妙 德澤守俊 耀変妙 德澤光則

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融合する工芸-見つけた伝統のアシタ-

  • 2018年9月14日(金) ~ 2018年9月24日(月)
  • 最終日は17:00まで

「なぜ工芸には陶芸や漆芸、金工や木竹工といった分野があるのだろう」。
「異分野の作家がつながるとどんな作品ができるのだろう」。
異なる素材を扱う作家が集まり、話し合い、試行錯誤し、対等な関係でひとつのアートを生み出す挑戦。2014年10月に話題になった「融合する工芸」が和光ホールに帰ってきました。
工芸の世界は少子高齢化や生活習慣の変化などが原因で窮地に立たされていると言われます。そんな厳しい状況を吹き飛ばすかのように国内外で活躍している7人の作家たち。嬉しいことにメンバー全員が以前よりも遥かに忙しい作家活動を続けることができています。
それでもやります! 和光ホールでの2回目の作品展を開催します。今回のテーマは「一過性で終わりがちなコラボレーションを続けると何が起こるのか」。個人としても成長し、お互いの技術や特質も把握した今だからできること。とても負けず嫌いの作家たちが、協力し共闘し、必死にこの世界に産み落とした愛と努力の結晶のお披露目です。
オススメしたいポイントはその「わかりやすさ」。工芸の歴史や、特別な技法の知識は不要です。現代アートにありがちな謎のコンセプトもありません。一度会場に足を運んでいただき、直に作家と言葉を交わしてみてください。必ず皆様の目の前に新しい世界が広がります。今をトキメク作家たちが、今回が最後になっても後悔したくないと制作した渾身の作品の数々。ぜひご覧ください。

文:前﨑信也(「融合する工芸」監修 工芸史家)
撮影:渞 忠之

ギャラリートーク
会場にて、今展を監修する前﨑信也さんの司会により、出品作家のギャラリートークを予定しております(各日 14:00〜、五十音順・敬称略)。
9月15日(土)加藤亮太郎、田辺竹雲斎、若杉聖子、若宮隆志
9月16日(日)小黒アリサ、笹井史恵、満田晴穂、若宮隆志

笹井史恵+田辺竹雲斎「月の舟」

笹井史恵+田辺竹雲斎
「月の舟」
(12×53.5×高さ36㎝、漆+竹+籐 )
乾漆技法で朱と深緑で表現した笹井さんの上弦の月。束ねて編んだ田辺さんの竹は天空に光を放っているかのよう。

若宮隆志+若杉聖子+小黒アリサ 「祈兎」

若宮隆志+若杉聖子+小黒アリサ
「祈兎」
(各13×12.5×高さ18㎝、磁器+漆)
木彫の小黒さんが彫り出した原型から、 若杉さんが磁器で3羽の兎を焼き上げ、若宮さんが2羽を朱と黒の漆でツヤツヤに。

笹井史恵+小黒アリサ 「豆縁栗鼠」

笹井史恵+小黒アリサ
「豆縁栗鼠」
(ピーナッツ:16.5×35×高さ15㎝、リス:3.5〜4.6×3.3〜6×高さ7.3〜10.3㎝、和紙+漆+金+木)
和紙で形をつくり、漆を何度も塗り重ねて固め、金粉と白い漆で仕上げた笹井さんのピーナッツの家。小黒さんのリスが縁にぶら下がって遊びます。

加藤亮太郎+満田晴穂「長者蜂」

加藤亮太郎+満田晴穂
「長者蜂」
(巣:径20.5×高さ20.5㎝、蜂:4.5×6×高さ3㎝、陶器+金属)
時に縁起物として尊ばれるスズメバチの巣。加藤さんが2色の土を練り込み志野で焼き、満田さんが組み上げた自在に動く蜂のリアル。

小黒アリサ おぐろ・ありさ

1990年 東京都に生まれる
2013年 武蔵野美術大学造形学部彫刻科卒業
初個展「球獣展」開催(国立)
2015年 小黒アリサ個展-たまとけもの-(銀座)
2016年 融合する工芸2016(大阪)
2017年 小黒アリサ個展 ―本日も、球獣びより―(日本橋)

加藤亮太郎 かとう・りょうたろう

1974年 岐阜県多治見市に生まれる
1999年 京都市立芸術大学大学院陶磁器専攻修了
2012年 越後妻有アートトリエンナーレ
2014年 第9回パラミタ陶芸大賞展(パラミタミュージアム)
2016年 「PANK工芸」に出品(樂翠亭美術館、茨城県陶芸美術館)

笹井史恵 ささい・ふみえ

1973年 大阪府八尾市に生まれる
1998年 京都市立芸術大学大学院美術研究科漆工専攻修了
2014年 京都市芸術新人賞 受賞
2015年 タカシマヤ美術賞、京都府文化賞奨励賞受賞
現在 京都市立芸術大学准教授

四代 田辺竹雲斎 たなべ・ちくうんさい

1973年 大阪府堺市に三代 田辺竹雲斎の次男として生まれる
1999年 東京藝術大学美術学部彫刻科卒業
2017年 四代 田辺竹雲斎襲名
「竹のインスタレーション-GATE-」(メトロポリタン美術館、ニューヨーク)
2018年 「竹のインスタレーション-CONNECTION 根源-」(ショーモン城、フランスのロワール地方)

満田晴穂 みつた・はるお

1980年 鳥取県米子市生まれ千葉県我孫子市育ち
2002年 東京藝術大学美術学部工芸科入学
授業の一環として実施された古美術研究旅行で自在置物師・冨木宗行と出会い、自在置物作家を目指す
2016年 日本文化藝術財団 第8回「創造する伝統賞」受賞
2017年 「驚異の超絶技巧!―明治工芸から現代アートへ―(三井記念美術館〈東京〉)
現在 神奈川県横浜市にて制作

若杉聖子 わかすぎ・せいこ

1977年 富山県富山市に生まれる
2000年 近畿大学文芸学部芸術学科陶芸コース卒業
2003年 多治見市陶磁器意匠研究所修了
2015年 文化庁新進芸術家海外研修制度により渡仏(~2016年)
現在 兵庫県三田市にて制作

若宮隆志 わかみや・たかし

1964年 石川県輪島市に生まれる
1998年 漆掻きとウルシの木の植樹を始める
2008年~ Asian Art in Londonに連続出品
2014年 「犀の賽銭箱」が国際漆展にて大賞受賞
平成26年度文化庁文化交流使に指名される

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